『再婚承認を要求します』28~29話ネタバレと感想!ラスタの嘘と悪だくみ

再婚承認を要求します

LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』のネタバレ感想です。28話~29話までのストーリーをまとめて紹介します。

ハインリの計画とは、いったい何なのでしょうか?また、トゥアニア公爵夫人はこれからラスタの魔の手にかかるのでしょうか?

さっそく、ネタバレ感想を見てみましょう。

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『再婚承認を要求します』28話ネタバレ

ハインリの計画とは?

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計画とは、いったい何のことなのか…

ナビエがそう尋ねると、ハインリは見るからにうろたえます。そして観念した様子でため息をつきました。

そして少し照れながら、ハインリは「あなたには嘘をつきたくありません」と言います。

その言葉にナビエは、彼の言葉が本心であることを理解します。

そして同時に「何か」があったことは間違いないと察しました。

しかしその考えは表情に出さず、ナビエは笑顔を浮かべたまま「困ることなら答えなくても構いません」と答えます。

白うさ
ええ、結局何なの?
ひよこ
この時点では、まだ計画内容は不明だね。気になる人は55話を読んでね。

自室に戻ったハインリは…

自室に戻ったハインリは、ふらふらした様子でソファに倒れこみました。

そして部下(27話で登場した青い鳥。今は人間の姿に戻っている)を手招きします。

部下は(ナビエと)何かあったのかと心配しますが、ハインリはただナビエが好きすぎて参っているだけでした。

現状ハインリは、ナビエに誠実でいるため口を滑らせた状態です。そのため、警戒されたらどうしようと悩んでいるのです。

白うさ
つまりハインリは、ナビエが好きすぎて嘘もつけないんだね。
ひよこ
なるほど。計画なんて無いって言えば、警戒されずに済んだのにね。

次の日、ナビエは調査を命じる

次の日。

ナビエは部下に「ハインリとエルギ公爵の巧みについて探るように」と指示を出しました。

やはり皇后として、あのセリフは捨て置けなかったようです。

ラスタとロテシュ子爵の悪だくみ

一方そのころ。

自室のソファに腰かけ、不機嫌そうな顔をするラスタ。

彼女の前には、テーブルを挟んでロテシュ子爵が座っていました。

ひよこ
前回、ラスタは「トゥアニア公爵夫人の弱みをさぐれ」と要求していたね。進展はあったのかな?

ロテシュ子爵は、重要事項が書かれた書類をラスタに手渡します。

そこにはトゥアニア公爵夫人にまつわるスキャンダルな噂が書かれていたのですが…

ラスタは字が読めないため、ロテシュ子爵が口頭で説明することになります。

その内容がこちら↓

トゥアニア公爵夫人のスキャンダル
  1. トゥアニア公爵には兄・マリアン卿がいた。
  2. マリアン卿は、弟の婚約者であるトゥアニア公爵夫人に惚れてしまった
  3. マリアン卿は夫人を追いかけ回し、彼女もそんな彼に心を開いていた
  4. しかし彼女は弟と結婚。
  5. マリエン卿は傷心し、相続権まで放棄して神殿へと向かった。
  6. その後、1週間も経たないうちにマリエン卿は自ら命を絶った。
  7. さらにその後、夫人は結婚7カ月で子供を産む
  8. 世間は「夫の子ではなくマリアン卿の子だ」と騒ぎ立てる
  9. ⑧の醜聞を広めた出版社は、すでに潰れた

つまり、トゥアニア公爵夫人は「不義の子」を産んだ可能性があるということ。

しかも、今は亡き義兄の子供です。

これが世間に広まれば、トゥアニア公爵夫人は社交界に顔を出せなくなるでしょう。

そして更に、ラスタはこの計画に追い打ちをかけます。

「マリアン卿が亡くなる前、とても美しい貴婦人が神殿に通っていた」と、嘘の噂を流すようロテシュ子爵に頼んだのです。

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ラスタの計画

ラスタは爪を噛みながら、社交界での様子を思い出します。

トゥアニア公爵夫人はいつも男性に囲まれ、その様子を遠くから眺める1人の男性がいました。

その男性こそが、トゥアニア公爵。

彼はとても不満そうな様子だったので、少し刺激すれば爆発して夫人に怒りをぶつけるはず。

そうなれば、トゥアニア公爵夫人は噂の的。

彼女が目立てば、ラスタが逃亡奴隷だという噂はそのうちに消えるはず。

これがラスタの計画でした。

ひよこ
つまり、トゥアニア公爵夫人は生贄だね。
白うさ
自分のために、他人の幸せを壊すんだ…ラスタ怖っ!

指輪の行方

ナビエがソビエシュの執務室に入ると、彼は砂漠の花27話参照)を手にしていました。

砂漠の花が見つかったのかと尋ねると、ソビエシュは競売にかけられていたのをピルㇴ伯爵が落札したのだと答えます。

つまりソビエシュ視点では

  1. ラスタに指輪を渡す
  2. ラスタが不憫な侍女に指輪をあげてしまう(ただしこれはラスタの嘘)
  3. なぜか指輪が競売にかけられていた

という状況です。

そのためソビエシュは不思議だと呟いていました。

一連の話を聞いたナビエは、下女がお金に困って売ったのだろうと答えます。

その言葉にソビエシュは頷くものの、同時に「下女は相応の金額を受け取っていないはずだ」と言います。

というのも、平民であれば指輪の効果を知らないため、少ない金額しか渡されていない可能性があると考えたからです。

だからこそソビエシュは、ラスタの好意を無駄にしないためにピルㇴ伯爵に指輪の買値を調べさせている最中だったのですが…

これがラスタの”嘘”をあばく鍵になるとは、誰も思っていなかったのです。

『再婚承認を要求します』29話ネタバレ

”砂漠の花”にまつわる嘘がバレる

ゲームオーバー

数日後。

ソビエシュの執務室に、再びピルㇴ伯爵が訪れました。

ピルㇴ伯爵は”砂漠の花”の買取価格を調べ終わり、指輪が適正価格で売却されたことを伝えます。

そして同時に、指輪を売ったのは下女ではなくロテシュ子爵だと報告しました。

ひよこ
ここでラスタの嘘が1つ破綻したね。
白うさ
ついにバレたかぁ…

ラスタの言い訳

自室のベッドに座りながら、ラスタは沈んだ表情で宝石箱を眺めていました。

その宝石箱の中には、いくつかの装飾品しか入っていません。

最初はたくさん入っていたものの、ロテシュ子爵に渡したせいで数少なくなっていたのです。

ひよこ
渡したというか、脅されて奪われたって感じだね。

そんな中、ラスタの自室にソビエシュが訪れます。

ラスタは喜んで迎え入れますが、彼はどこか不機嫌な様子。

というのもソビエシュは、ラスタが”砂漠の花”をロテシュ子爵に渡したと知り怒っているのです。

以前”砂漠の花”について問われた時、ラスタは「下女にあげた」と話していました。

しかしその言葉は嘘で、実際はロテュ子爵の渡しています。そしてピルㇴ伯爵の調査により、嘘ががバレてしまったのです。

嘘がバレた…

それに気づいたラスタは咄嗟に表情を変え、たじろいだ演技をしながら再び嘘をつきます。

指輪をあげたのは、実は下女だけではないのです。

ロテシュ子爵にも渡したので、”砂漠の花”をどちらにあげたのかわかりませんでした。

そう言って弁明するラスタに、ソビエシュはなぜ嘘をついたのかと言及します。

するとラスタは、ロテシュ子爵にも渡したと言えば陛下が不快になると思って…と言います。

そして瞳に涙を浮かべながら謝罪をし、同時に「ロテシュ子爵は嘘を付いてラスタを庇ってくれたから、お礼がしたかったのです」と懇願しました。

ソビエシュは険しい表情のままでしたが、結局のところラスタの言葉を信じてしまいます。

そして、次からは勝手に指輪を渡さないように注意しました。

ひよこ
上手くごまかしたね。
白うさ
よく咄嗟に、ここまで嘘八百が言えるなあ…

しかし、何もかも今まで通りとはいきません。

ソビエシュはこれから、毎日ラスタの宝石を確認しにくると言います。品位維持費の管理も、ラスタではなくラント男爵に任せると言い放ちました。

この言葉に、ラスタは焦ります。

このままだとロテシュ子爵に宝石を渡せなくなり、秘密(子供がいること)を暴露されるかもしれないからです。

魔法都市・ウィルウォル

一方その頃。

ナビエは魔法都市・ウィルウォルを訪問していました。

ナビエが支援する少女・エベリーがウィルウォルの魔法学校に入学するため、直接お祝いに来ていたのです。

ナビエが「おめでとう」と言ってエベリーを抱きしめると、少女は顔を輝かせながら礼を言います。

エベリーに会った後、ナビエは学長と話しながら廊下を歩きます。

学長によると、魔法使いの数が減少し続けているそう。そもそも魔法の発言率自体が減少しているため、原因もわからず仕舞いです。

そうして話しているうちに、首席卒業者の肖像画が飾られた場所までたどり着きます。

そこには学長やカフメン大公の肖像画もありましたが、一枚だけ絵のない額縁が飾られていました。

本来、そこに飾られるはずだったのはハインリの肖像画。

しかしハインリは魔法学校の正規学生ではなく留学生。一時的に通っていただけなので、肖像画が飾られていないのです。

ひよこ
現代で言うと、留学生が成績トップに輝いたワケだね。
白うさ
顔もよくて天才って、チートすぎない?

ハインリと食事に

ナビエが魔法学校から出ると、学校の庭でハインリに出会います。

こうして出会えるなんて、もはや偶然ではなく運命だ…と嬉しそうな笑顔を浮かべるハインリ。ナビエと会えたことを、心から喜んでいる様子です。

そしてハインリは、こうして会えたのも何かの縁だろうと言ってナビエを食事に誘います。

ナビエが承諾すると、彼はそのまま高級レストランへと案内しました。

この時ハインリは「偶然来た」と言っていますが、学長によるとハインリは少し前に魔法学校を訪れたそうです。つまり彼は嘘を付いています。そのためナビエは「”例の計画”とやらに関係するのでは?」と疑念を抱いています。

レストランに到着すると、目の前に並べられたのは豪華な食事。

食事をしながら、ナビエは「ハインリ王子はクイーンとよく似ている」と告げました。

その言葉にハインリはスッと立ち上がり、ナビエに顔を近づけて「本当に私が鳥に似ていますか?」と尋ねます。

そしてナビエを見つめながら

あなたこそ瞳の色が美しい。

その瞳で人々を惑わしているのでは?

と賛美しました。

あまりに美辞麗句に、ナビエは冗談だと思ってクスリと笑いましたが…

ハインリは恍惚としていて、他者が見れば「本気で言っている」とわかる表情でした。

ひよこ
はいはい。ベタぼれだね。

ナビエの駆け引き

新しいメニューが運ばれてくると、ナビエは魔法について尋ねます。

ハインリが魔法学校で主席だったことを褒め、人によって得意魔法は違うそうですねと世間話をはじめました。

ナビエの話に、嬉しそうに相槌をうつハインリですが…

その時、ナビエの表情が少し変わります。

ナビエは射貫くような瞳で「ハインリ王子はどのような魔法がお得意なのですか?」と尋ねたのです。

ひよこ
ハインリの「計画」について探りにきたね!食事の誘いに応じたのも、これが目的だったのかな?
白うさ
さすが皇后。抜け目ないね。

⇒30話のネタバレはこちら

感想

トゥアニア公爵夫人について考察

ネタバレ感想

ラスタの標的に選ばれたのは、トゥアニア公爵夫人。とても美人で男女ともにファンの多い女性です。
しかし、ラスタの立場からすれば、夫人を妬ましく感じるのかもしれませんね。
彼女には夫がいるのに、毎回ほかの男性を侍らせているワケですから。
もちろん男性側が勝手に寄ってきただけなので、それは嫉妬でしかありませんが…
ラスタの経歴(パートナーに見捨てられた)を考えれば、夫人について良く思わないのでしょう。

夫人に報復される可能性

トゥアニア公爵夫人を標的にする場合、本人にバレたときが怖いですね。
本編を見た限り、夫人は賢そうな顔立ちをしています。そしてナビエも彼女のことを「良き友人」と言っていたので、恐らく聡明な女性なのでしょう。
そんなタイプの女性にケンカを売るとなると、反撃される可能性は十分にあります。報復されて泥沼展開になり、ラスタ側にも被害が出る…
そんなケースもあり得そうです。

⇒30話のネタバレはこちら

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